【宮城県のパワースポット】二柱神社(ふたはしらじんじゃ)|仙台市
仙台市泉区の二柱神社(ふたはしら神社)は、仙台でも有名な縁結びのパワースポットです。
場所は仙台駅から地下鉄で約15分、南北線の八乙女駅や泉中央駅から歩いておよそ15分。仙台スタジアム近くの住宅街にあります。
神社の創建はおよそ千年前、万壽2年(1026)と伝わっています。
ご縁結びの他にも、家庭円満や子宝祈願、子どもを見守る神様として長く親しまれてきた、歴史ある神社です。
二柱の夫婦神をお祀りする、ご縁結びのパワースポット!
神社の神様は一人二人ではなく、主に一柱二柱と数えます。
「二柱神社」という社名は、伊邪那岐大神(イザナギノオオカミ)、伊邪那美大神(イザナミノオオカミ)の二柱をお祀りすることに由来するそうです。
イザナミ神とイザナミ神は、日本の国土を生み、アマテラスやスサノオをはじめ多くの神々を産んだ日本神話の夫婦神です。
二柱のご神徳にあやかり、ご縁結びや子授け、安産祈願のパワースポットとして有名になりました。
境内には、良縁成就や恋愛成就を願う女性や、子宝・安産を願うご夫婦の絵馬がたくさんかけられています。
仙台の二柱神社は「仁和多利(にわたり)大権現」という別名もあり、子どもの健やかな成長を見守る“おぼっ子(=子ども)の神様”としても崇敬されています。
地域やお社によって、仁和多利、子渡、鬼渡、鶏など様々な字があてられるニワタリ神は、北関東から東北地方を中心にお祀りされている古い神様です。
なかでも二柱神社の仁和多利大権現は、いじめや不登校など、子どもたちの悩みを良い方向に導いてくれる神様といわれ、遠方から参拝に訪れる方も多いそうです。
遠く離れた出雲大社や伊勢神宮の神様も拝める二柱神社の遥拝所
二柱の夫婦神をお祀りする本殿左手に、ニッコリ微笑む大黒様と、ハート形をした金色の鈴が目を引くお社があります。
こちらのお社は、良縁成就で有名な出雲大社と、お伊勢さまこと伊勢神宮の遥拝所(ようはいじょ)です。
遥拝所とは、遠く離れたところから神様を拝むために設けられた場所のこと。
参拝の二拍は、島根県の出雲大社や、三重県の伊勢神宮の神様にまで届くよう、できるだけ大きな音を立てることが作法なのだそうです。
ご縁結びの夫婦神とあわせて、遠く離れた出雲大社や伊勢神宮へ、良縁成就の願いを届けてみてはいかがでしょうか。
社務所でいただけるおみくじやお守り、御朱印も人気!
仙台の二柱神社は、バラエティー豊かなおみくじやお守り、御朱印も人気です。
2020年には、新型コロナウイルスの終息を願い、疫病封じの力を持つという伝説の妖怪・アマビエ様とアマヒコ様の姿を描いた疫病退散の御朱印や、アマビエ様の人形がいただけるおみくじが戴ける神社としても話題になりました。
境内にたくさんかけられているご縁結びの祈願にぴったりなハート型の絵馬は、貝殻の素材でできているそう。色違いの絵馬のなかから、好みの絵馬が選べます。
男女別に分かれた「男みくじ」「女みくじ」は、今の自分に必要な漢字一文字を記したお守りが一緒に戴ける人気のおみくじです。
年の終わりに発表される「今年の漢字」のように、神様から贈られた自分だけの漢字一文字を、1年のテーマとしてみてはいかがでしょうか。
二柱神社へのアクセス
二柱神社はJリーグベガルタ仙台の本拠地、ユアテックスタジアム仙台(仙台スタジアム)がある七北田公園に隣接しています。はじめて訪れる際は、スタジアムを目印に進みましょう。
住所
〒981-3117 宮城県仙台市泉区市名坂西浦61
アクセス
【電車】
仙台駅から市営地下鉄南北線で約15分、南北線の八乙女駅や泉中央駅から徒歩約15分です。
【車】
JR仙台駅周辺から約20分、仙台空港から約45分。東北自動車道の泉インターチェンジから約10分で到着します。
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