【東京都のパワースポット】大塚天祖神社｜豊島区｜電話占いリノア

池袋駅から山手線で1駅。JR「大塚駅」の南口ロータリーに、「天祖神社」と書かれた社号標があります。
大塚駅のすぐ近くにある大塚天祖（てんそ）神社は、縁結びや夫婦円満のご利益で有名なパワースポットです。

神社の歴史は古く、鎌倉時代末期に伊勢から天照大御神を勧請したことが始まりと伝わっています。かつて豊島区のおよそ半分、大塚や巣鴨、東池袋まで広がっていた旧・巣鴨村の総鎮守です。
大塚駅から天祖神社まで歩いて約3分。鳥居の形をした「サンモール商店街」の看板から100mほど歩いた先にある石鳥位が目印です。
今も昔も地域の方に愛され続けるパワースポット、大塚天祖神社についてご紹介します。

縁結びと夫婦円満のパワースポット！「子育て狛犬」と「夫婦銀杏」

10段ほどある石段を登り境内に入ると、一対の狛犬がお出迎えしてくれました。
鳥居右側の狛犬をよく見ると、小さな子供に授乳しています。幕末の頃に神社に奉納された狛犬で、安産や子育てを願う「子育て狛犬」として親しまれています。

大塚天祖神社の境内は決して広くはありませんが、地域に根差した神社特有の、厳かでありながらどこか暖かみのある空間です。
本殿に天照大御神をお祀りするほか、三峯社や榛名社、稲荷社、菅原社、熊野社、厳島社が境内社として鎮座しています。
江戸時代の頃は法華経の守護神とされる十羅刹女堂も境内にあり、神明社、神明宮と呼ばれていたそうです。

境内の右手には、夫婦銀杏、夫婦鴨脚樹と呼ばれる大イチョウがお祀りされています。
推定樹齢は600年。長く大塚の歴史を見守ってきた大塚天祖神社のご神木です。

イチョウの木は銀杏の実をつける雌の木と、実をつけない雄の木に分かれています。大塚天祖神社の夫婦銀杏は、その名の通り雌雄の大イチョウ雅仲良く並んでいます。
都内で雄雌一対の大イチョウは非常に珍しく、古くから縁結びや夫婦円満のパワースポットとして崇敬されてきました。

写真の手前が雄の木、奥に見えるのが雌の木です。
昭和20年の大空襲で被災した大イチョウはほとんど丸焼けの状態となり、雌の木の主幹は5mほどの高さで切られています。
一時は枯死することも危ぶまれていましたが、近年になり見事に蘇り、新緑が芽吹くようになったそうです。

ご神木が鮮やかな黄色の葉に彩られる毎年11月下旬～12月上旬ごろには、「大塚いちょう祭り」という天祖神社の大イチョウにちなんだ縁日も開催されます。
夫婦イチョウがやわらかなライトアップに包まれる中で雅楽の演奏や詔が奉納され、音楽イベントやパフォーマンスが繰り広げられる盛大なお祭りです。

東京の下町を走る都電でパワースポット巡り！「都電神社めぐり」

大塚天祖神社のすぐ裏を通る「東京さくらトラム」こと都電荒川線は、荒川区から新宿区までおよそ12kmを走る路面電車です。
沿線には東京の歴史を感じる名所旧跡がたくさん残り、王子神社や鬼子母神堂など歴史ある寺社仏閣も集まっています。

荒川線沿線の神社を巡る「都電神社めぐり」は、都電をデザインした可愛らしい御朱印がいただける人気の観光コースです。
令和3年現在、都電印がいただける神社は、大塚駅前停留所の天祖神社、都電雑司ヶ谷の大鳥神社、飛鳥山停留所の七社神社、宮ノ前停留所の尾久八幡神社の4社。今後はさらに神社が増えることも予定されています。
東京さくらトラムの愛称通り、沿線は桜の見どころもいっぱいです。日帰りの観光にもオススメな、都内で楽しめるパワースポット巡りです。

大塚天祖神社へのアクセス

住所

〒170-0005　東京都豊島区南大塚3丁目49−1

アクセス

JR山手線「大塚駅」や、都電荒川線「大塚駅前停留所」から徒歩3分。東京メトロ丸ノ内線「新大塚駅」は徒歩約7分です。 大塚駅の南口ロータリーから「サンモール大塚商店街」の鳥居型の看板を目印に進みましょう。商店街を100mほどまっすぐ進むと、大塚天祖神社の石鳥居が見えてきます。

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