縁結びとは?占いで良縁を引き寄せるポイント
神社の中でも女性が列をなして参拝すると話題を集めるのは、やはり「縁結び」にご利益があるとされる神社です。その背景には、誰しも「良縁に恵まれたい」「好きなあの人と結ばれたい」という強い思いがあります。
占いの世界でも、当然恋愛にまつわる悩みを抱えて占い師のもとを訪れたり、電話占いで相談したりする方は少なくありません。
そこで今回は「縁結び」に関する基礎知識を紹介すると共に、縁結び成就のための占いの活用法を詳しく紹介します。
縁結びとは?
縁結びとは、その名の通り「縁(えん)」を繋ぐことを言います。
一般的に「縁結び」という言葉を聞くと、どうしても恋愛や結婚にまつわることに限定して考えてしまいがちです。しかし本来縁とは、恋愛に限定された物ではありません。同性との友情、ペットとの縁、職場や取引先といった仕事に関する縁などまさに人間関係全般や仕事に関することなど、具体的な人や動物、事象に対して何らかの縁を結ぶことは全て「縁結び」に含まれます。
例えば「素敵な人生の伴侶と巡り会えますように」といったように、相手を限定せずに今後良い縁に出逢えることを祈る場合は「良縁祈願」に、既に出会っている人や物と縁を繋ぐことは「縁結び祈願」に、そして子どもを授かりたい場合には子どもとの縁を結びたいわけですから「子授け祈願」となります。
全ての人にとって縁結びは人生を左右するほど重要だといえるでしょう。
縁の起源と意味
今では縁結び祈願というと神社に行くイメージがありますが、「縁」という言葉は、そもそもは仏教の教えがその起源だといわれています。
事故やトラブルが発生した時に、その騒動の元になったことは「原因」や「起因」などと言われますが、この「因」とは全ての「始まり」のことを意味します。その因に縁が加わるといわば化学反応が生じて何らかの「結果」が生まれます。
例えば恋愛であれば、見知らぬ男女が出会うことは、縁が起きるという意味から「縁起」(えんぎ)とされます。そして2人の縁が絡まり合い、結果的に結婚に至ることになればそれが2人の「因縁」(いんねん)となります。
朝起きて通勤電車に揺られて会社に行き、仕事を終えて再び電車に乗って帰宅する。その間に私たちはいつも会社で顔を合わせる、すでに縁を結んだ人たちだけではなく、電車の中でたまたま席が隣り合わせただけの見知ら人など何人もの人とすれ違います。しかしその中で、その後も縁が続く人はごく一握りです。それだけ縁とはや不思議なものであり、さらに良縁との出会いともなればある意味奇跡とも呼べるほど貴重なものです。
昔も今も縁に敬語である「ご」をつけて「ご縁」と称することが多い所以は、それだけ人や物との縁が貴重であることの表れなのです。
良縁を呼び込むポイント3つ
人と縁を結ぶといっても、「悪縁」という言葉があるように、人生には結びつきたくない悪い縁結びもあります。では多くの人が望む「良縁」に恵まれるために、常日頃どんなことを心がけておくといいのでしょうか? そこで良縁に恵まれるための3つの大切なポイントを紹介します。
出会いの機会を増やすことを心がける
縁を結ぶためにまず大切なこと、それは「出会い」です。そもそも出会いという因がなければ縁起の起こりようがありません。そこで大切になるのが、自ら行動して出会いの機会を増やすように心がける点です。
例えば占いに行き、占い師に「いい出会いがどこかにないですか?」と尋ねたとします。そこで「西の方向に良縁あり」といわれたら、実際に西の方向に旅行してみるなど、占いの結果を行動に結びつける努力が必要です。前述したようにこの広い世界でただ1人の人と良縁を結ぶのは奇跡に近い出来事です。ただじっと出会いを待っているだけで縁がどこかから舞い降りてくることはほとんどありません。積極的に出会いの場を求めてこそ、良縁につながる出会いとも巡り会えるのです。
出会いのアンテナをきちんと立てる
そして意外と多いのが、実はすでに良縁に出会っているのに、日頃出会いのアンテナをしっかりと立てていないためにそれに気づけないケースです。
例えばすでに仲の良い会社の同期メンバーに対しても、「ご縁のある人」という視点で改めて見渡してみると、今まで気づかなかった一面に気づいてその人に対する認識が改まることがあるかもしれません。出会いのアンテナは、常にしっかりと立てていつでもキャッチできる状態を保っていることが大切です。
出会いのアンテナにキャッチされるために自分を磨く
もちろん人の好みはさまざまですが、一般論として、例えば近所に買い物に行くときに髪の毛はボサボサで真冬なのに裸足にサンダル履き、膝が抜けたジャージで来ている人と、普段着だけれどきちんと清潔感があり、それなりに身なりに気を遣っている人では、やはり後者に目が向く人が多いはずです。
日頃自分が出会いのアンテナを立てているように、他の人も良い出会いを求めて出会いのアンテナを立てています。そのアンテナに引っかかりやすくする、つまり良い出会いを逃さないためには自分磨きを日頃から怠らないことも大切なポイントです。
占いを縁結びに活用するメリット
数少ない機会を捉えて良縁と出会えたなら、そのご縁を大切に育んできちんと縁を結んでいかなくれはいけません。
上手に縁結びを育んでいくために助けになるツール、それが占いです。縁結びに占いを活用するメリットには、次のような点が挙げられます。
自分を知るためのツールとなる
長い付き合いのある友人であっても「あなたってこんな良い点があるよね」などと、自分ではまったく気づいていなかった長所をふと、指摘されたことはないでしょうか。自分のことは自分が最もわかっているような気になりがちですが、実は意外と自分では気づかぬ長所や短所が隠れているものです。
自分と相性がいい人と出会うためには、まず自分自身をしっかり知っておく必要があります。占いはどんな星のもとに生まれたのか、名前からどんな影響を受けているのか、手相や人相から今どんな状況にいるのかを紐解くことで、自分を客観的に理解するための一助になります。自分を知ればそこから相性の良し悪しを見極め、自分のセールスポイント正しく活かすことができるようになります。
自分と会うタイプの人の見極めに役立つ
人と人との相性は難しい一面があり、自分では「こんな人がタイプ」と考えていても、その理想のタイプが本当に自分と相性がいいかというとそれはまた別問題であり、残念ながら「好き=相性が良い」とは限りません。
「自分の好きなタイプは?」と聞かれれば「頭がいい人」「掃除が得意な人」などあれこれ挙げることができても、「では、あなたと相性がいいタイプは?」と問われるとなかなか答えが思いつかない、たとえ思いついても本当にそういうタイプの人と相性がいいのか? についてはなかなか確信が持てないものです。
そんな時に占いを活用することで、客観的かつ具体的に自分と相性がいいタイプの人を知ることができます。
運気の流れをつかみやすい
「運気」と聞くと、「そんなものは信じない」という人もいるかもしれません。しかし運という目に見えないものの存在はさておき、人間誰しも体調不良の時にはどうしても人に対してあたりが強くなる、少しの不快でも我慢できない、さらには表情だって暗くなりがちです。そんな時に人と会うより、体調がいい時に爽やかな笑顔で人に会う方が印象はいいに決まっています。
運気の流れもそれと似たようなもので、占いなどで「今は運気がいいですよ」といわれれば、それだけでも気持ちの支えになって出会いに積極的になれます。
縁結びを願う時、上手に活用すれば占いは頼れるツールです。ただし「占いで今は悪い運気と言われたから家に閉じこもっておこう」などと、占いの結果に振り回されてはいけません。
昔、占いで「相性が悪い」と言われた人が「相性が悪いなら2人で傘をさしながら歩いていきます」と答えていたことがありました。占い結果はそれに振り回されるのではなく、自分なりに解釈してそっと背中を押してくれる支えにする、転ばぬ先の杖として活用するように心がけてください。
縁結びに向く占いの種類
数々の種類がある占いですが、実は占いごとに得意、不得意があります。そこでまずは占いにはどんな種類があるのかを紹介し。さらには縁結びを願う時にはお勧めの占いについて解説します。
占いは、「命(めい)術・相(そう)術・卜(ぼく)術・霊(れい)術」の4つの種類(霊術を除いて3つとする場合もあり)の種類があり、それぞれに特徴が異なります。
縁結びに関する占いを希望する場合の、具体的な悩み別のお勧めの占術は次にようになります。
・運命の人との出会いの有無や時期を知りたい:命術
・現在の彼との将来の展望を知りたい:卜術・相術・命術
・片思いが成就するのかを知りたい:卜術・相術・命術
・付き合っている人との相性を知りたい:命術
・復縁の願いは叶うのかを知りたい:卜術
・次に出逢う異性のタイプを知りたい:卜術
・私の好きな人も私のことが好きかを知りたい:卜術
(霊術はオールマイティーに対応)
命術(めいじゅつ)
生年月日や出生時間、出生場所など、生涯変わることのないパーソナルデータ(命式)をもとに占う占術で、命術にはホロスコープと呼ばれる天体の配置図をもとに運勢や相性などを占う「西洋占星術」、年柱・月柱・日柱・時柱をもとに生まれ持った性格や運気の流れを占う「四柱推命」、生年月日や姓名を数値化したものをもとに、生まれ持った性質や職業の適正、相性などを占う「数秘術」、生年月日をもとに生まれ持った性格や運命を占う「算命学」などがあります。
命術に属する占いの場合、その人に生まれつき備わった性格や才能、運命や運気の流れ、相性などを占うのに適している一方、この瞬間の気になる相手の気持ちや、二者択一でどちらを選ぶべきかといった悩みの解決は得意ではありません。
なお、命術に属する占いの多くは生年月日などをもとに占うため、気になる相手との相性を占う場合には、相手の生年月日などが必要になる場合がほとんどです。
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相術(そうじゅつ)
「相術」は、人相や手相に代表される「見た目」、家相などに代表される「形」を基に鑑定を行う占術です。相術に含まれる占いには、手のひらに刻まれた「シワ」から運勢や性格を読み解く「手相」、名前を「天格」「人格」「地格」「外格」「総格」の5つに分けてそれぞれの画数(字画)を算出して占う「姓名判断」、「気」の流れが悪い場所、良い場所を割り出す「風水」、人間の顔やその周囲に備わっている耳などからその人の基本的な性格や能力、今後の運勢などを占う「人相」などがあります。
相術は生まれ持った資質のほか、現在その人が備えている資質などを見極める、人生の転機を迎える時期を知るには適した占いですが、恋愛における今現在の相手の気持ちなどを占うのはあまり得意ではありません。
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卜術(ぼくじゅつ)
卜術は、道具を使ってその時に「偶然」に出た結果に基づいて鑑定します。卜術に属する占いには、タロットカードを用いて占う「タロット占い」、筮竹(ぜいちく)などを用いて占う「易(えき)」、水晶を用いる「水晶占い」などがあります。
卜術は、恋愛において多くの人が知りたい今現在の相手の気持ちなどを鑑定するのに適している一方、生まれつき備わっている才能や運勢などを鑑定するのは比較的不得意です。
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霊術(れいじゅつ)
占い師に備わった能力により占う霊術は、オールマイティーにどんな鑑定希望にも対応できるのが強みです。霊術の代表的な占いには「霊視占い」「オーラ占い」「チャネリング」などがあります。
縁結びを占うなら?
占いの方法には、占い師に直接会って占ってもらう対面式や、電話やインターネットを使った占いなどさまざまな方法がありますが、縁結びを得意としている占い師の多さや、プライベートなことも話しやすいといった理由から、まずは電話占いからトライしてみるのがお勧めです。
電話やインターネットを使った占いの場合、その占い師の得意な相談分野が掲載されている場合がほとんどです。さらに口コミなどもチェックして占い師を選ぶようにしましょう。
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まとめ
縁結びや恋愛に関する悩むは、まさに時代や国境を超えた人間にとって普遍のテーマだといえます。それだけに誰かに相談することで自分の考えを整理する、自分でも気づいていなかった深層心理に気付く、決断を迷っているときに背中を押してもらうといったことが効果的で、結果として良縁との出会いにも繋げてくれます。
ただし、相談相手はきちんと見極めたいもの。現代の占い師の中には、カウンセリング要素を多く含んだ人も少なくありません。信頼できる占い師に相談することが、縁結びへの第一歩になることでしょう。