
生きていれば、自然と人間関係も複雑になります。良い人ばかりではないため、悪い人や嫌な思いをさせられる人などにお悩みの方もいるのではないでしょうか。そんな悪縁を絶つには、慎重な行動が求められます。
本記事は、関わりたくない人との縁切りする方法や、そうしたいけど迷っている方の解決に役立つ知識をまとめました。人間関係にお悩みの方は、ぜひご覧ください。

縁切りとは
縁を切るとは、相手との関係を一切立つことを指します。縁を切ったあとは、今までと同じような付き合いは続けません。あくまでも他人、それもあまり関わり合いを持たない者同士の状態になります。縁を切ったのをきっかけに、音信不通になることも。
この対象は、友人や恋人だけではありません。親兄弟や親戚なども対象になります。これらの関係には法的には完全に切れない関係もありますが、状況によっては法的に接触を最小限にすることもできます。この場合、弁護士などの専門家の力を借りなくてはなりません。
縁を切った方がいい人の特徴
縁切りの意味を知ると分かりますが、そうそう簡単にはこのような行為に走ることはないでしょう。とはいえ、距離を置いた方がいい人がいるのも事実です。
以下の特徴を持つ人は、一緒にいるだけで不快な気分になるうえに、マイナスエネルギーで周りの運気を下げてしまいます。たとえ深い関係でも、実害があったり、目に余る言動を問ったりしているなら、縁を切ることも考えた方がいいかもしれません。
悪口やネガティブ発言が多い
人の愚痴や不満・悪口を聞くのは、あまりよくありません。ただでさえ同じ話題が続くとうんざりしてしまうのに、不快な内容を聞かされ続けるのは苦行に等しい行為です。また、悪口でなくても、未来に対して否定的・不安を感じさせるような発言しかできない人と一緒にいる場合も同様です。
このような人と一緒にいると、常に暗い気持ちになります。ひどい場合は、精神的に病んでしまうことも。自分の心を守るために、離れた方がいいでしょう。
また、自分自身が普段どのような言葉を使っているかを見直すことも必要です。
日本には「言霊」という考え方があり、言葉には現実に影響を与える力があるとされています。明るい言葉や前向きな発言は、自分の気分を良くするだけでなく、周りの空気を和らげ、環境全体を明るくしてくれる効果があります。
対して、ネガティブな言葉や悪口は、気持ちを重くし、周囲の雰囲気を暗くしてしまう要因となります。悪口や否定的な発言が多い人からは少し距離を取りつつ、自分が使う言葉にも注意を払ってみましょう。前向きで温かい言葉を選ぶことで、心が軽くなり、周りにも良い影響を与えられるようになります。
関連ページ:言霊とは?言葉に宿る力を科学とスピリチュアルの観点から解説します
すぐ嘘をつく
嘘に対して罪悪感がない人は、息を吐くように嘘をつきます。自分の都合の悪いことを嘘でごまかしたり、約束を忘れたりと、信用できない行動を繰り返します。謝罪したその日にまた新しい嘘をつくことも。
このような人とは、たとえ家族だったとしても信頼関係は築けません。一緒にいればいるほど、一方的に傷付けられることになるでしょう。縁切りすることをおすすめします。
お金や時間にルーズ
借りたお金を返さない・毎回遅刻するなどの特徴がある人も、縁を切った方がいい人です。お金や時間にルーズな人は、他人が大切にしているものを軽視しています。一緒にいると相手のトラブルに巻き込まれてしまうことも。
今はよくても、これらの傾向が見えている限りトラブルの影は消えません。いらない不安や負担を背負う前に、離れた方がいいでしょう。
一緒にいるとストレスを感じる・疲れる
人間には相性があります。どんなにいい人でも、価値観が合わない人と一緒にいると、ストレスや疲労を感じてしまうことも。無理してそうした人の傍にいると、心身共に参ってしまいます。
一緒にいると異様に疲れる人がそばにいるなら、相手から離れることも検討しましょう。自分の平穏を第一に考えてください。
都合のいいときしか関わってこない
自分がピンチは連絡してくるくせに、こちらが困っているときは助けてくれない人も、縁切りしたほうがいいでしょう。相手はあなたのことを利用するだけの人として捉えています。悲しいことですが、人間のなかには家族や恋人に対してすら、そういう気持ちを持つ方がいます。
今その兆候がなかったとしても、以下の特徴のある人は同じ傾向を持っているため要注意です。
- • 自分の話しかしない
- • 周りの話を自分の話にすり替える
- • こちらが断っても無視する・強引にものごとを進めようとする
これらはすべて相手の気持ちを考えられない人間がしがちな行動です。一緒にいればいるだけ利用されるようになるでしょう。
頻繁に暴力や暴言に走る
頻繁に暴力や暴言を使う人も、離れるべき人です。当たり前ですが、普通の生活をしていればこのような手段に出る必要はありません。暴力や暴言が簡単に出る人は、普通の人とは異なる心理状態で生きている可能性が考えられます。
このような人と一緒にいると、心身の危険にさらされる恐れがあります。どんな理由や関係があっても、すぐに離れるようにしましょう。
なお、離れようとすると暴力や暴言が飛んでくる場合は、第三者の力を借りることも検討しましょう。被害を最小限に抑えるためにも、相手と交流を絶とうとしていることを悟らせないように行動してください。
関連ページ:モラハラ彼氏の特徴は?見極め方と対処法をわかりやすく紹介
縁切りをするメリット
縁切りは、ただ悪運から逃れられるだけではありません。悪いつながりを絶つことで、さまざまなメリットを得られます。
ストレス源から離れられる
悪縁を持っている人は特徴からも分かるとおり、一緒にいるだけでストレスを感じる存在です。長期間のこのような人の傍にいると、ストレス性の病気にかかってしまうこともあります。
ストレスによる不調は、その原因から離れれば改善できます。しばらくは縁を切った罪悪感に悩まされるかもしれませんが、不調が改善できればそんな気持ちもなくなるはずです。たとえそういった症状がなかったとしても、嫌なことを感じたり考えたりする時間を減らせます。
良縁を結べるようになる
悪い縁を断ち切ると、その代わりのように良縁が舞い込んできます。これも正しい縁きりによるメリットです。人との縁だけでなく、今まで悪縁に邪魔されてできなかったことなどにも挑戦できるようになります。
また、縁を切ることで自分自身を守る力も身につきます。悪縁が寄ってきても自力で防げるため、自然と良縁に恵まれるようになるのです。
関連ページ:縁結びとは?占いで良縁を引き寄せるポイント
環境や現状が変わる
悪縁を絶つことで今までできなかったことに挑戦したり、得られなかったものが手に入ったりします。これにより、自分が置かれている環境や現状が大きく変化することも。これもまた、縁切りによるメリットです。
環境や現状がガラッと変わることで、人生がよりいい方向に向かいます。人生の再スタートを迎えたい場合は、悪縁が結ばれていないかチェックすることから始めるといいでしょう。

縁を切るべきか迷ったときのチェックポイント
悪縁を斬った方がいいとはいえ、本当にそうしていいのか悩んでしまう方もいるでしょう。また、ここまで解説した特徴などに当てはまっているか、微妙な相手もいるはずです。縁を切るべきかどうか悩んだときは、以下のチェックポイントに引っかかっていないか振り返ってみましょう。
縁を切りたい理由
そもそも、なぜその人を「悪縁」だと思ってしまうのでしょうか。その人と仲良くできない理由があるはずです。縁を切りたい、または切った方がいいと考える相手の特徴を思い出してみましょう。
メモ帳などに縁切りしたい理由を書き出すと、自分の気持ちがはっきりします。もしかしたら、悪縁だと思っていた相手との関係に、別のつながりを見いだせるかもしれません。また、そうでなかったとしても理由を洗い出すことで、関係を切りたい気持ちを明確に持てるようになります。
縁をきちんと切れるか
縁を切りたいと思っても、お互いの関係や周囲の環境によっては、完全に切れない場合もあります。よくあるのが、親子関係です。親と子は交流を絶つことはできても、法的なつながりは完全には絶てません。
縁切りを考える際は、それが実現可能かという点や、関係を絶ったあとの影響を考えましょう。自分と相手だけでなく、その周囲がどのような反応・変化をするかも、チェックすべきポイントです。
縁を切って後悔しないか
縁を切れば当然相手との連絡や交流は持てません。ときにはその選択を後悔する可能性もあります。縁切りする前に、切って後悔しない繋がり化もよく考えることが大切です。
一度交流を立った相手と再度関係を結び直すのは、非常に困難です。また、相手にその意思がなければ、縁を結び直すことはできません。切ったあと自分がどういう状況に陥るか、それによって後悔しないかも、重要なチェックポイントです。
安全な悪運の切り方
考えた結果、どうしても交流を立ちたい相手だと分かっても、短絡的に行動してはなりません。人間関係を雑に扱うと、トラブルにつながる恐れがあります。安全な悪運の切り方を解説するので、縁切りを実行する際は以下の方法を参考にしながら慎重に行動しましょう。
徐々にフェードアウトする
いきなり交流を絶つと、不審に思われてしまいます。まずは徐々に連絡や交流の頻度を落としていきましょう。交流を絶とうとしていることが分からないよう、徐々にフェードアウトするようなイメージです。
相手から連絡が来ても、忙しい・仕事の予定が合わないなど、適当な理由で断ってください。しばらく連絡や交流を取らない毎日を過ごすようになれば、たまに会っても話が合わなくなります。そうなれば、相手から自然と離れてくれるはずです。
連絡手段を総入れ替えする
相手からの連絡などがしつこい場合に有効な方法です。スマートフォンの電話番号やメールアドレス・SNSのアカウントなどをすべてブロックしてしまいましょう。連絡できなければ、縁を結ぶこともできません。
相手にブロックしていることが分かると厄介な場合は、自分の連絡先を変えてしまうのも手です。新しい連絡手段を入手し、普段から交流している人にはそちらを教え、悪運の相手は古い方に連絡させます。古い方の連絡先の履歴などを見ないようにすれば、ブロックしている状態とほぼ変わりません。
このような状態で何か言われたらもっともらしい理由と共に、今までのような付き合いは難しいと伝えましょう。
縁切りアイテムを取り入れる
自分の力だけでは心ともない場合は、悪縁を遠ざけるアイテムを活用しましょう。おすすめなのが、サボテンです。サボテンには悪い気を遠ざけ、溜まった邪気や災いを除去する効果があります。
また、鏡も縁切りを手助けしてくれるアイテムです。鏡は運の方向を変え、悪運を遠ざける効果があります。持っていても不審に思われにくいため、普段から持ち歩きたい場合にも便利です。
縁結び・縁切り神社で具体的にお願いする
全国的に有名な縁結び・縁切り神社で良縁をお願いするのもいい方法です。しかし、こういった神社はとても強い力を持っているため、中途半端に祈ってしまうと大きなトラブルを呼び込んでしまうこともあります。
お願いする際は、具体的に伝えましょう。例えば、あまりよくない関係の友人がいたとします。
- • ×「なんでもいいから友達と離れられるようにしてください!」
- • 〇「より仲良く過ごせる友達と穏やかで楽しい形で出会いたいです。今の悪い友達も、私よりもいい縁が結ばれますように」
その場合はこのように、どんな形で良縁に遭遇したいか、悪い縁の相手とはどう別れたいかを伝えます。また、成就したらお礼を伝えるのを忘れないでください。これを怠ると、とんでもない形で縁を切られる恐れがあります。
パワースポットにいる存在は、私たちとはかけ離れた価値観や視点を持っています。その力を借りる際は、相手にどんな形で力を借りたいかをきちんと伝えるようにしましょう。
関連ページ:縁結び祈願の効果を高める方法は?注意点も解説

まとめ
関わりたくない人との縁を切る際は、なぜ縁を切りたいと思ったかを振り返ってみましょう。そのうえで、交流を絶つ行動に出てください。なお、軽率に行動すると新しいトラブルを招く恐れがあるため、実行は慎重にしましょう。
これまで解説した手段を用いてうまくいかない場合や、どうしても縁切りに乗り出せない場合は、電話占いで相談してみましょう。電話占いなら、いつでもどこでも人間関係に関する相談ができます。悪運の相手に聞かれない場所で電話をかければ、悪運の相手に聞かれる心配もありません。
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